2021/01/31(日)

DMMで16:30からライブ配信加藤美南卒業公演を見た。

かつてAKBの劇場公演月間見放題会員となっていた時期もあったが、今は取り立てて見たい公演もなく、たまに違法アップロードされた劇場公演を見るのみとなっていたが、かとみな卒業公演はお金を払っててもライブで見たくて、初めて単品ライブ公演配信を購入した。

値段は550円と思いのほか安かった。コロナ禍でライブ配信が多くなり、どれもが普通に3000円位することを思うと、破格の安さだ。

恐らく、コロナ禍前から配信を行っている関係で、値段据え置きなのだろう。えらい。

卒業公演のまえに、先ずは山田野絵と二人での公演。

買ってきた刺身(いか・たい・はまちのコンボ)をつまみに日本酒を飲みつつ見る。至福の時。

かとみなとのえが仲が良いのがちと意外な感じがする。お互い前向きな正確なところが気が合うのだろうか。

15分の休憩後、かとみな卒業公演。

ネット配信とはいえライブで見るのはアーカイブで見るのとは全然違って、メンバーが泣くのを見て、自分も何度ももらい泣きしてしまうほど、のめりこんでしまった。

ユニットで歌ったbirdなど、どれも「かとみな」が何度も歌った思い出のセットリストが続く。

僕の中でのハイライトは、とき衣装での「ヘビーローテーション

NGT48創成期にかとみながセンターで歌った曲で、見せ所は間奏で見せるバック転。

卒業公演でも軽やかに披露し、画面の前ながら5年前にトリップした。

僕が初めてNGT48のライブを見たのは2016年のTIF、東京アイドルフェスティバル

あまり予備知識のない中、初めて見たライブで最後に披露した「MAXとき315号」。

美しい曲に初々しいメンバーにすっかりやられてしまい、1か月後の2016年9月19日、新潟市歴史博物館・みなとぴあの中庭で行われる「にいがた☆MINATOPIKA 2016」というイベントで野外ライブが行われることを知り、新幹線MAXときに乗り新潟へ朝早く行く

このイベントはチケットこそ事前購入であるが、自由席なのだ。

結果から言うと、ライブ直前に来るファンが多く、それほど早く行くこともなかったのであるが、その甲斐あって、かなり良い席で見ることができ、NGT48のライブで一番印象深いライブとなっている。

早くから行ったので時間もあり、その頃の僕はNGT48を好きになったばかりでテンションがかなり高めのため、周りのオタクとけっこうお話をしたのだが、会場設営の最終チェックが行われているステージを指さしながら隣に座っていたオタクが僕に「あれが、かとみなのお父さんだよ」と言うなり「シャチョー!」と叫んだ。

なんでも加藤美南のお父さんは新潟のイベント会社を経営しており、NGT関係のイベントのほとんどが、かとみなパパ会社の仕切りなのだと。知らなかった。

ライブは、かとみながセンターで踊り、ヘビーローテーションでは運動神経を生かしたバック転を目の前で披露し、僕もMAXハイテンションに。そして最後の「MAXとき」で感動の涙に。今でもあの時の感動と興奮が思い出させる。

お父さんがライブの現場を仕切り、娘がセンターで踊る。

荻野由佳が「かとみなこそがNGT」と言っていたが、僕も同感である。

その、かとみなが卒業する。

山口真帆の事件が無ければ、どうなっていただろう、かとみながこんなに早く卒業するなんてことは無かったのではないか、とも思うし、そのことは本当に悔しいが仕方ない。

かとみな、卒業おめでとう。